特別企画・記録ビデオの魅力  ビデオで「すべて」を記録する  劣化のない永久保存版がここに  事例紹介

創業80周年事業にふさわしい頒布用の社史DVDを制作

商い(あきない)の街・大阪 船場・道修町に本社を構える赤田善株式会社さま。
食品添加物を中心に、食にまつわる資材・商材、および設備などを
幅広く扱い、各方面から厚い支持を受けている総合商社さまです。
2012年は、同社創業からちょうど80年。
これを記念し、会社の歴史・沿革を紹介するための社史DVDを企画。
制作を、くすのき台エージェンシーにご依頼されました。
お世話になっている多くのお客さまに頒布するため、今回は大量プレスも計画。
その一連のプロセスについてお話を伺ってみました。
赤田善ロゴ

創業から三代に渡る、歴史ある会社
赤田善株式会社 代表取締役 赤田真朗さん 赤田善株式会社 代表取締役 赤田真朗さん

----まずは御社の沿革と、社長さまの歩みを教えてください。
今から94年前。創業者である赤田善吉が富山・氷見から商いの街・大阪・道修町にやってきました。
当時、善吉は小学校を卒業したばかり。そんな彼が丁稚奉公の時代を経て創業したのが、現赤田善の前身となる個人商店・石善(いしぜん)。これが当社の発祥です。ちょうど80年前のことですね。

その後、ここ大阪・船場道修町の皆さま、社員のみんな、そして何よりお客さまからの多大なるご支持をいただきながら発展。戦中、戦後の時代を経て事業は拡大しました。
戦後に法人化しまして、現在に至っております。

----赤田社長さまは、社長就任の前はどんなお仕事をされていましたか?
はい。私は1972年の生まれです。なので、大学を卒業したのが阪神大震災のあった1995年。
その後冷凍食品メーカーに就職。「食のビジネスとは何か」を、仕事を通してじっくりと学ばせていただきました。

その後、赤田善株式会社に入社。営業企画室に4年、経営企画室にて4年間業務に取り組みました。2006年より現職に就任した、というわけです。

----社長職に就かれるのは、責任も重く大変だったでしょうね。
そうですね。私が幼少の頃、まだ創業者である善吉氏は健在でした。なので、その頃はよく創業期のことや仕事の大変さなど、話を聞かされたものです。まるでドラマのようですが、それこそ本当に座敷に正座させられて、こんこんとお話を聞かされる、という(笑)。

仕事の大変さ、事業を続ける苦労というのは並大抵ではない…そういうことを当時の話から言葉はもちろん、肌でひしひしと感じていました。

----なるほど…そんな社長さまが、今回の記念すべき80周年に向け、社史DVDをまとめようと思われたきっかけは、どんなものだったのですか?
まず思ったのは、現会長(前社長さま)が元気なうちに、これまでの歴史を整理しまとめ、声と姿を残しておきたかった、ということです。このためには、書籍よりも映像の方がよりリアル、そして ありのままの姿が残せると思ったのです。

----確かに。映像なら、動きと表情まで残りますものね。
そうです。同時に、そういったいわば「赤田善スピリット」を、後輩社員たちに引き継いでいく大切さも見逃せません。これを最良の形で実践できるのは映像にほかならないと思い、今回の企画となりました。

また映像、とりわけ短く、分かりやすくまとめた映像であれば、全体の把握も短時間でできる。書籍だとそうはいかないですよね。
それもポイントでした。やはりお仕事をしている方なら、ふだんは忙しく、なかなか時間はとれないものですから…。

----たとえばお取引先さまなどの制作でお手本になるような作品はありましたか?
以前、物語風にまとめられた社史映像を見たことがあり、それはいいなと思いました。見て楽しく、しかも分かりやすかったので。
なので、今回もそういうテイストが反映できれば…と感じていました。

 

三代の伝統が息づく赤田善株式会社さま。創業から80年。
ここ大阪船場・道修町が発祥の食品添加物・工業薬品卸売業。

● 創業者の「思い」を映像で残す



道修町には「神農さん」と呼ばれる神社があり、この地で商いを行う会社さん・お店さんの守り神的存在。本DVDのロケ映像にも登場します
● 映像だからできること



赤田善さまの発祥は、じつは富山県氷見市。創業者である善吉氏が丁稚奉公で氷見から大阪にやってきたのが、同社あゆみの第一歩だった
● 書籍社史の、実際の行方は…



創業時はまだ小さな個人商店に過ぎなかった同社。戦時の混乱に翻弄されながらも地道な営業と誠実な仕事ぶりで現在の発展へとつながっていく。
● 会社案内や採用ツールにも好適



いよいよ社史DVD制作企画がスタート!
----今回の制作で、社長さまが重視されたポイントはどんな点でしょう。
3つありました。それは

●80年の歴史を記録にする、
●社員、社員の家族、そして取引先に対するブランディング効果、
●社員教育用、

ということです。

一つめは、申し上げましたとおり、会社の記念として残したかったということ。
二つめは、この社史は「会社のもの、社長のもの」ではなく、社員みんなのものなんだという意識です。みんなで作り、みんなで会社を盛り上げていこうという意志。
三つめの社員教育は、たとえば新入社員の方々に会社の沿革を理解してもらうためです。

----それぞれ大切な項目ですね。では、今回の制作のためにどんな工夫をされましたか?
まず、今年(2011年)の2月にプロジェクトチームを立ち上げました。これは社内みんなで話し合い、意見を出し合い作っていくためです。
まずは全員でディスカッションし、さまざまなアイデア出しを行いました。

----どんなご意見が出てきましたか?
そうですね、いろいろありましたがやはり●長すぎるものは見るのが大変、●短く、テンポよいものがいい、●そのためには三部構成がいいのではないか。
そんな意見が出てきました。この中で、三部構成については大変よいアイデアなので、これで行こうということになりました。

 

社史本篇には昔の写真もたくさん反映。一方、実際の映像自体はほとんど残っていなかったため、再現映像を撮影することに
● 企画だけあればOK



長々と歴史を提示するのではなく、テンポよく見せる。これも社史映像を作成する上での大切な要素。今回は三部構成でまとめている
● 委託業者は「ネット検索」で


映像制作会社探しは「ネット検索」で
----企画もまとまり、DVD制作会社探しのスタートですね。どのようにして探されましたか?
検索エンジンでサーチしました。皆さんご存知の通り、ネット上にはさまざまな制作会社さんがひしめいています。なので、委託先を探すのには大変便利でした。

----映像制作会社選定の際に、規準にしたことはありますか?
はい。3つあります。それは

●社史映像・社史DVDを制作・納品した実績があるかどうか。
●制作価格が予算内で収まるかどうか。
●かといって、安かろう悪かろうは絶対NG。

ということです。

----どれも重要な項目ですね。結果、選ばれたのが…
そう、くすのき台エージェンシーさんです。
くすのきさんは、全ての条件を満たしていました。

----ちなみに御社は大阪、当社はさいたまですが、会社の所在地に関しては考えるところはありましたか?
特にないですね。あえて言えば、私の行動範囲のエリア内であれば大丈夫だと考えていました。当社は本社大阪ですが、広義の東京、つまり首都圏であれば十分に行動範囲内です。なので安心してお願いできました。

----当社ホームページの第一印象はいかがでしょう?
「安心して頼めそうだな」ということです。実績も十分なので、いろいろとプロの立場からアドバイスをいただけそう、とも。
とはいえ、一番大きかったのは『見た直感』でしょうか。
ここなら安心して頼める、という…(笑)。

----ありがとうございます(笑)。ちなみに他社さんはご検討されましたか?
検討しましたが、連絡がうまくとれなかったり、どうもイメージが伝わりにくい、と感じることなどもあり…
最終的にはくすのき台エージェンシーさん、ということで。
結果、大変満足のいく結果になりました。

----最初のお打合せの印象はいかがだったでしょうか。
私がちょうど東京出張のときに、第一回のお打合せをさせていただきました。

第一印象は、たいへん良心的で、こちらのお話にじっくり耳を傾けていただいた、ということ。
これは制作する上での大きな安心感につながりました。

----実際の制作プロセスはいかがだったでしょうか。
はい。大阪とさいたまですので、メールでのやりとりが中心です。
とはいえ、毎回お作りいただいた資料もとても分かりやすく、そして完成度も高く 十分以上に充実したやりとりとなりました。

当社社内でも、イントラネットの活用で情報を共有。制作プロセスは、たいへんスムースに進行しました。

 

これも新たに撮影した再現映像。実は創業者の善吉さん役を、現社長の赤田真朗さんが熱演! 衣装や小道具も凝っています
● 相場価格のおはなし



再現映像というと、大掛かりな撮影のイメージもあります。ですが当社ならリーズナブル、かつフレキシブルに対応が可能
● 関西、中四国、東北もOK



単に映像を切り貼りするだけではなく、時代性にそぐわしい色・フォント・デザインを施すことも重要
● まずは「耳を傾ける」



描いたイメージを、よりよい形で具現化する。それが制作会社の仕事であり、また当社の得意とする部分でもあります
● 資料の重要性



期待以上の完成度にみんなビックリ
----なるほど。こうした過程を経て、半年後の12月にDVDが完成します。
今回はお客さまにお配りするということで、500枚プレスでお願いしました。
もちろんパッケージですから、装丁などもくすのき台エージェンシーさんにまとめてご発注させていただきました。

完成したDVDは、当社であいさつ文とのし紙を添付。その上で数百社のお取引先さまにご郵送しています。

もちろん、ご訪問させていただくような時にはお持ちして、直接お渡ししています。

----完成した内容は、いかがでしたか?
もう、本当に完成度の高い内容で…私はもちろん、社員一同喜んでいます。
それだけではなく、お渡ししたお取引先さまから、なんと感謝状もいただいているんですよ。

----え〜ホントですか!
はい、わざわざお手紙をいただいたり。それもいくつもの会社さまからです。

ある会社の方からは「本当に完成度が高いから、今度TSUTAYAの店頭ににこっそり1部置いてこようか(笑)」なんて。冗談交じりに言われる方もおられました。

それはともかく(笑)、いただいたご意見で多かったのは『予想以上のできばえで驚きました』とか、『ベーキングパウダー、ひいては商品添加物史ともいえる充実した内容』、また『御社発展の歴史が大変分かりやすくまとめてある』といったものでした。

そんなわけで、今回、社史は映像・DVDにして、またくすのき台エージェンシーさんに頼んで本当によかったと思っています。

----では最後に、赤田善さまのこれからの『夢』を、お教えいただけますでしょうか。
はい。皆さまもよくご存知のように、現代の日本は毎日膨大な量の食料を廃棄しております。これは決して「エコ」なことはありません。

これに対し私たちができること・それは『食品の日持ちを伸ばして、地球にやさしい食生活を送る』お手伝いです。いわば「食エコ」宣言。

このため、食品添加物や食品製造、サニタリーまで幅広いアプローチで、お客さまに有益なさまざまなご提案をこれまで以上に積極的に差し上げていきたいと考えています。

----本日はご多忙のなか、ありがとうございました。
 

パッケージを手にほほえむ赤田社長さま。プレスプランにすれば、文字どおり市販DVDと同一クオリティのできばえに



歴史を追うだけでなく、現在の会社の様子・雰囲気も反映。社史DVDは、プランディング効果も見込める実効性の高いツール
● ジャケット装丁は、とっても重要!



まとめ
周年事業で社史をまとめる…。会社にとって、ひじょうに重要な制作といえます。

それだけに、まっとうな作風できちんと形にしてくれる「映像制作業者選び」が、何よりも肝心。
赤田社長さまがおっしゃるように「安かろう・悪かろう」では、本末転倒。
かといって数百万円もの制作費は、今の時代の制作スタイルにそぐわしいとはいえません。

あくまでも適正な予算で、どこよりも高い完成度の社史を作る。そのために、まず「くすのき台エージェンシー」にご相談ください。

くすのき台エージェンシーでは、あくまでお客さまのイメージに寄り添いながら、プロならではの視点と分析でさまざまなアドバイスもご提供。
もちろん、卓越した撮影・編集技術は業界随一。
それでいて、極めてリーズナブルなご予算を実現しています。

まずは相談してみる。そこから「第一歩」が始まります。
社史ビデオ・社史DVD制作は、くすのき台エージェンシーにご用命ください。