記念行事で再生できる。頒布アイテムとしても魅力的。しかもデジタルで経年劣化なし。 いま、社史は「書籍」ではなく「映像」で作るのがトレンドとなっています。 楽しく見てもらえて、かつドラマチックに演出できるのが社史DVD最大の魅力。 そんなDVDを制作するために留意すべき点は何か。また、書籍制作とはどこが違うのか。 社史映像・DVD社史をつくるためのポイントを、ここでくわしく解説します。 |
日本に現存する企業のうち、実に99%が「中小企業」だと言われています。 中小企業…そこには、志を持って創業者が起業した「立志」の歴史があります。 戦後の復興期、高度成長時代、オイルショック、バブル時代、そして失われた20年…。文字通り、山あり谷あり。 近代日本の100年は、まさに激動の時代でした。 それを生き抜き、あるときは耐え、あるときは活躍し、ここまでの「会社の歴史」を作り上げた。それが「創業者」。 さまざまな思いを胸に過ごした経営人生…。 そこには、語りつくせぬ思い出と含蓄があります。 時は流れ、平成・21世紀の現在。 世代交代を迎える会社さまも多くなってきました。 社内には若い人たちが増え、もはや会社の起源や歴史を知らない方々も多い。 社長が、経営陣が抱いていた「熱い思い」を伝え切れていないことも、やむをえないのかもしれません。 だからこそ。 経営者の精神を後輩に受け継ぐことが、大切なのではないでしょうか。 こうした事情を背景にいま、さまざまな形で創業者の「ことば」を残すことが、定着しつつあります。 遺す方法はさまざま。書籍の「社史」などは、広く知られた典型的な形といえます。皆さんも一度は目にされたことがあるでしょう。 ただ、現在は書籍よりも「DVDで」遺す会社さんが増えています。 なぜなら、文字・書籍で残すより「映像」で形にする方が、全ての面で機能的に優れているからです。 書籍の社史は、常時手元に置いておける。そしてふと思いついたときに開けるメリットがある。これは誰もが認めるところでしょう。 ですが問題は「読まれることがあるかどうか」。 ご承知の通り、現代は世界的に「文字離れ」「本離れ」の時代です。 社史もこの例に漏れません。 やはり、より確かな「歴史の伝承」には今の時代、映像が最適。 創業者の志、会社の歴史は、映像で残す。 いま、「社史は映像で遺す」のがトレンドです。 |
書籍で組む社史と、DVDによる社史。それぞれに長所があり、それぞれに弱点があります。この点について少し研究してみましょう。 書籍社史のメリットは「基礎資料として残せる」点。 また、アットランダムにページを開ける「検索性の高さ」も挙げられます。 一方、物理的に重い、印刷は経年劣化する、版数でかなりの値段になるなど、弱点がたくさんあるのも認めざるを得ないところ。 一方、DVDの社史は、まず「軽く、小さい」メリットがあります。 このため、記念式典でのノベルティとしては最適。 また、大量にプレスしても、さほどコストがかからないのも見逃せません。 そして何よりのメリットは「楽しく見れて、読むという能動性に依拠しない」点。 受け取る側に、能動的な動きを強制しない点が挙げられます。 このため、より広く、深く歴史を伝えることができます。 さらに、ディスクに封入する小冊子を同時制作すれば、書籍とほぼ同等の機能性を付与することもできる。 つまり、映像も文献も残すことができる、しかもコンパクト&軽量に…。 そう、だからDVDで社史を作るメリットは大きい…。 そしてDVD社史・最大の利点。それは「動きで、表情で歴史を残せる」点。 これだけは、書籍は逆立ちしても不可能な一面といえます。 あからさまなお話になって恐縮ですが、人間は、いつかこの世を去ります。 創業者だって同じこと。だからこそ、元気な今のうちにはつらつとした姿、言葉を映像で残しておく。 これは書籍にはできないこと。映像だけが、それを可能にします。 そしてその映像は、時が経てば経つほど かけがえのない価値が出てきます。 デジタル映像なので、半永久的に高画質なまま視聴できるのも見逃せません。 このように、映像だから、DVDだから可能な機能がたくさんある。 それゆえ、社史は「映像で」「DVDで」作成する方がおススメなのです。 |
会社の周年記念式典。お客さまをお招きし、さまざまな趣向でおもてなし。 お開き後は手みやげまでお渡し…その手土産袋の中には、巨大な社史書籍。 実施委員会メンバーは、記念式典を滞りなく終了させた充実感で大満足… お客さまも、きっと喜んでいるに違いない! …記念式典では、きっとこのような場面があることでしょう。 ただし。留意したい点があります。それは 「少なくとも『巨大な書籍社史は、渡される方はありがた迷惑』である」こと。 なぜ、巨大な書籍社史は「ありがた迷惑」なのでしょうか? それは、いわずもがな。「持って帰るのに苦労するから」。さらに「持って帰っても、置く場所はない」から。 細かな説明は必要ないでしょう。 会社人生が長い方なら、誰でも一度は経験があるはずです(笑)。 余談ですが、某有名イラストレーターの方のおはなし。ある出版社で流行語大賞を受賞・その受賞式典の手土産が、巨大な「××用語の××○○」だったそう。 これについて、彼はのちにこうコメントしています 「あんなデッカイ、重いものを渡されて…途中で捨てて帰ったよ(笑)」。 実際に捨てたかどうかはともかく(笑)、この感想に誰しも同情するはずです。 ましてや雨天だったりしたら…ありがた迷惑どころか「迷惑そのもの」かもしれません。なんとも複雑な心境です(笑)。 そして忘れてはならないのが、そこまで厭われる本当の理由。 それは「他社の社史書籍は、保存はしても読まれることは、あまりない」からです。 毎日の忙しい業務の中。 自社内の文献ですら、必要最低限しか読まないもの。ましてや他社の歴史文書(しかも何十、何百ページもの文章)がつぶさに読まれることは、少々考えにくい、もしくはレアケース…。そう思って間違いないでしょう。 読まれない書籍を作ることは、資源の無駄づかいでもあります。 決してエコな行為ではありません。 やはり、社史ノベルティを作るのであれば、確実に喜ばれるもの、確実に内容を伝えられるメディアを選ぶ必要があります。 そう、だから社史は映像で、ビデオで、つまり「DVDで」作る方が圧倒的におススメなのです。 |
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社史DVDは、お客さまにお配りするノベルティや、式典でのお土産などが主な用途。しかし、実際には社員教育やWEBへのUPなど、さまざまに活用できる一面があります。この点について考えてみましょう。 会社の歴史を、部外者に分かりやすくまとめてあるのが社史DVD。それゆえ新入社員教育には最適の教材。 また、会社説明会での活用やホームページへの掲載など。その用途の広さは群を抜きます。 つまり、単に周年記念になるだけでなく、会社のかけがえのない業務ツールにもなる、ということ。これは見逃せないポイントです。 社で1本作っておくことは、大変有意義なことといえます。 御社でもぜひ、いかがでしょうか。 |
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社史映像を作成するとき。まず何からはじめればよいかが分からないものだと思います。 こんな時は、ぜひ当社にご相談ください。 当社では、担当のディレクターがお打合せから完成までの全ての行程を完全フォロー。 いわゆる「コンシェルジュ」制を採用しています。 なのでお客さまは、大まかなアイデアだけあればOK。 どう見せるか、どう演出するか。そのあたりは、プロの手腕に「丸投げ」していただければ大丈夫です。 お打合せ時の議事録、基礎資料から台本、プロジェクトシートまで。 制作に必要なものは、全て当社が作成します。 実際は、過去の写真を探していただいたり、社内資料を検索していただいたりなど、ご協力いただく面もあります。ですが基本的には、お客さまは「イメージをディレクターに大まかに伝える」だけで、社史DVDは完成します。 なので、安心してご相談ください。 |
スマートフォンの普及で、いまや何から何までネットで用事がすむ時代。 社史映像の委託先も、ネット検索で探す会社さまが増えています。 これまで映像制作は、大手代理店や大手制作会社経由で行うのが普通でした。 が、この方法だと「相見積り」が取れなかったり、不当に高額な会社しか探せなかったり・・・。ひじょうにデメリット面が大きいものでした。 一方、現在のネット検索であればお安く、しかも高品質な業者を簡単に見つけることができます。 取引先の紹介も結構なのですが、まずは相見積りをとる意味でも、ネットで制作会社を検索されるといいと思います。 |
映像制作は、高額な制作費がかかるもの。 それが世間一般の常識でした。 そして実際、その通りだったのです。 なぜなら、制作に使用する機材が高額だったから。 カメラは一式800万円、編集機は、一定以上(テレビ番組レベル)のものを作れるシステムは最低でも数千万円…そのくらいしていました。 が、昨今のデジタル革命で、この常識は完全に崩れました。 数十万円のカメラ、100万円程度のPCとソフトでテレビ番組、いや場合によっては映画が作れてしまう時代なのです。 にもかかわらず、相変わらず高額な制作費を要求する制作会社があとをたちません。困ったものです。 はっきり言います。企業用ビデオ、社史ビデオを作るために本来、そんなにお金はかかりません。 だからこそ、変な会社にぼったくられないよう相見積りを取ることをおススメします。今ならまだ、間に合います。 一方、書籍社史の会社で、同時に映像も受託しているところもあります。 これも、一考の必要があるかもしれません。 というのも、出版社はあくまで「出版社」。 社内に映像制作部門を抱えているケースは、極めてレア。 つまり、映像は「外注」しているわけです。 である以上、そこには必ず「中間マージン」が発生しています。 そう、他に頼めばもっと安くすることができる、ということです。 このあたりの業界構造も加味しておくと、無駄のない社史制作ができると思います。 |
当社の本社はさいたま。つまり、主な営業圏はいわゆる首都圏(一都三県)となります。(北関東も含む。) |
映像制作会社・映像制作業務の外部委託会社を選定するとき。 どんな点がポイントになるのでしょうか。 さまざまな要件があると思いますが、何より大切なのは「お客さまの声に、しっかり耳を傾ける業者かどうか」ということではないでしょうか。 この業界に限らず、特に職人系の世界では「オレが、オレが」系の会社が、今だに存在します。 確かにそういった「親分肌」な業者さんは、ある意味頼もしいかもしれません。 ただ、実際はそんな態度でよりよい制作はできないのではないか… 当社はそう考えています。 制作物を受け取り、活用するのはお客さま。である以上、何よりも優先されるべきは、お客さまの「思い」です。 このためには、何をさておいてもお客さまの声をお聞きするのが先決。 どんな思いで、またどんなこだわりがあってのことなのか。 じっくりと、深くいろんなお話をお聞きする。 それが制作で最も大切なことだと、当社では考えています。 なので、お打合せでは本当にいろんなことをお聞きします。 そのおはなしの中から、作品の骨子が生まれてくる。 まずはお話をお聞きする…くすのき台エージェンシーではこのことを何よりも大切にしています。 |
映像制作の会社では、えてして「会話のみの」打合せで実際のプロセスをこなすプロダクションも多いようです。 確かにクリエイティブワークでは、感性やひらめきが重要。 それゆえこうした進行方法も「アリ」なのかもしれません。 ですがくすのき台エージェンシーでは、お打合せの内容・取り決めのあった内容は徹底して資料・議事録に編集。お客さまにご提出しています。 これは本来、ビジネスの世界では当たり前のこと。 それはそうですよね、そうしないと言った・言わないが発生します。また、万一もし資料がなかった場合、対会社間でのやりとりで、何を規準に物ごとを判断していいかが分からなくなります。 なので、当社ではこの部分も重視。しっかり制作させていただいています。 よく「一事が万事」、といいます。 瑣末な動作から全体のことがわかる、という意味ですが、映像制作会社にも同じことが言えると思います。 お客さまの声を、本当に大切に扱っているなら。その内容はおざなりにせず、かならず丁寧な資料にアップするはず。 くすのき台エージェンシーは、そういった細かな点も決しておろそかにせず、むしろ担当者がそれを楽しみながら(笑)、取り組んでいます。 このあたりの資料も、新規のお客さまにはお見せしています。 ぜひ一度、お問合せください。 |