

当社ではハイビジョンの撮影・収録に「AVC Intra」機材を用います。いま存在するさまざまな業務・放送用ハイビジョンフォーマットの中で、当社の業務スタイルにもっとも合致する規格…それがAVC Intra であると考えました。コスト、画質、編集時の画質維持、機材の優位性などなど。お客さまの求める品質を完全に提供できる、そのための規格・機材を選定する。ここにも当社の品質重視の姿勢が貫かれています。
いま(2011 年現在)、業務用HD 機材にはさまざまなものが存在しますが、その選択は慎重に行う必要があります。画質は良いがコストがかかりすぎる規格、コストは安いがあまりにも画質の酷な機材、あるいは搭載技術がすでに数年前基準になっているもの、などなど…。このあたりまで鋭く洞察し、もっとも適切な規格を選ぶ。これは大事なことです。こうした選定眼にも、技術出自である当社の強みがいかんなく発揮されていると言えます。| 当社でのHD規格 採用の条件とは |
●フルHD(以上の)センサーを搭載していること ●イメージャー感度がF10 あること ●フルHD 記録が可能なこと ●編集時画質の劣化しないイントラフレームであること |
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最高画質で収録できる、上記のENG・HDカムコーダー採用の一方で、あくまでコスト重視でのHD制作も存在します。この場合はPanasonic社のハンドヘルド・AVCHDカメラレコーダーを使用します(2012年以降導入予定)。搭載技術は上記のHPX-375とほぼ同等。つまり、画質は可能な限り同等に近く維持しながら、より小回りの効く現場対応を可能にします。ご予算がお手ごろなのも大きな魅力。ぜひご検討いただきたいと思います。